【腕時計】手巻き、自動巻き、クオーツとは?選び方とおすすめモデルを紹介

腕時計は大きく分けて、ゼンマイで動く機械式モデルと電池で動くクオーツがあります。

そして、ケース内部には時計の針を動かす動力機構部分があり「ムーブメント」と呼ばれています。車でいえばエンジンの部分です。

ムーブメントに付けられる型式番号のことを、キャリバーと呼んでいます。

ムーブメントは大きく分けて、手巻き・自動巻き・クォーツの3種類に分けられます。

この違いを理解しないで、好みや見た目だけで腕時計を選んでしまうと「アレ!手巻きだったの?」と、後で後悔してしまうことにもなるので「この中のどれを買うか」「何を重視するか」あらかじめムーブメントのモデルを決めてから選ぶことをおすすめします!

各ムーブメントの特徴とおすすめの腕時計

ここでは手巻き・自動巻き・クオーツの仕組みとおすすめの時計を紹介します。

手巻き(hand winding)

リューズを手で回し、ゼンマイを巻き上げるモデルです。

巻けば動くので電池切れの心配はありませんが、平均で最大48時間(時計により異なる)分しか巻き上げる事ができません。

手巻き時計は、この巻き上げが面倒という理由で敬遠されがちですが、時計愛好家の中には手巻き式ばかりをコレクションする人も多く存在します。

自分の手でカチカチと巻き上げる愛着感と、巻き上げた後にス~っと動き出す感覚が魅力的といえます。

また、機械式腕時計の精度は大体のものが日差±15秒程度のズレがあるので定期的な時間修正が必要となります。

おすすめの手巻機械式腕時計

 

ロレックス ミラーダイヤル オイスターデイト プレシジョン

視認性が良く艷のあるミラーダイヤルが美しいモデル。下記は米田屋で販売中のものですが、状態も良く価格は¥298,000となっています。

ブローバー(BULOVA) バルジュー7733搭載

アメリカ発のブローバの手巻きクロノグラフ。オリジナルのネイビーダイヤルがめちゃくちゃきれいです。下記のブローバは、米田屋で¥228,000で販売しています。

自動巻き(automatic)

時計を腕につけていれば、身体の自然な動作によってローターという重りが回転し、自動でゼンマイが巻き上がるようにした機構です。

わざわざ自力でゼンマイを巻く必要がないので楽だし、ずっと身につけていても巻き過ぎの心配もありません。

自動巻き時計は、文字盤に「Automatic」と表示されています。

おすすめの自動巻き時計

オメガ コンステレーション

6時位置にある星マークが特徴のコンステレーション。シンプルで様々なシーンに合わせやすいエレガントなです。下記は米田屋で¥148,000で販売しています。

クオーツ(quartz)

クオーツは日本語で「水晶」を意味し、クオーツ時計は内部に水晶が入っており水晶の振動子を利用した電子ムーブメントです。

水晶は精度を上げる為に用いられ、20世紀後半頃から普及し振り子時計に代わって現在でも一般的な時計となっています。

クオーツ腕時計が発売の頃は「水晶腕時計」という表示がされていました。

機械式時計と比較しても日差が少なく高精度です。

おすすめのクオーツ腕時計

スカーゲン

スカーゲンは、北欧らしいシンプルでミニマムデザインの造りです。腕時計としてだけではなく、アクセサリーとしても存在感を放っています。

オンオフ問わず、ファッションを選ばずに着用できるのも魅力ですね!

ブランド名のスカーゲンは、デンマークの小さな街スカーゲンに由来しています。手頃な価格と洗練されたデザインも魅力で年齢を問わず幅広い支持を得ています。

まとめ:自分にあったムーブメントの時計を選ぼう

この記事では、手巻き、自動巻き、クオーツについて紹介しました。最後に各ムーブメントについてまとめてみました。

  • 手巻き:自分でリューズを巻く必要がある。手間が掛かるがぜんまいを巻くことを楽しみたい人におすすめ。
  • 自動巻き:腕に着けているときに自動でぜんまいが巻かれていく。自分でリューズを巻くのは面倒だけど機械式を楽しみたい人におすすめ。
  • クオーツ:電池で動くタイプで、定期的に電池交換が必要。時刻の精度が高く、実用的な時計が欲しい人におすすめ。

上記を参考に自分にあった時計を探してみてください!