プレスリリースによると
・日本自然保護協会がカシオ計算機とのコラボレーションを通じて、絶滅危惧種のチョウ「オオルリシジミ」をモデルにした、プロトレックを共同開発した。
・2018年の「イヌワシモデル」に続いて2本目となる本モデルは、3月からの発売。
・オオルリシジミ研究の第一人者である江田慧子先生監修のもと、「研究者の究極こだわりモデル」となった。
■日本自然保護協会がカシオ計算機と、オオルリシジミがモチーフのプロトレックを共同開発
■2社の共同開発による絶滅危惧種がモチーフのモデルは、2018年の「イヌワシモデル」に続き2本目
■オオルリシジミ研究の第一人者である江田慧子(こうだけいこ)先生監修のもと「研究者の究極こだわりモデル」が実現公益財団法人日本自然保護協会(会員約2万4千人、理事長:亀山 章)は、カシオ計算機株式会社とのコラボレーションを通じて、絶滅危惧種のチョウ「オオルリシジミ」をモデルにした、腕時計プロトレックを共同開発しました。
2018年の「イヌワシモデル」に続いて2本目となる本モデルは、3月からの発売です。オオルリシジミ研究の第一人者である江田慧子先生監修のもと、オリジナルでユニークな意匠を施した「研究者の究極こだわりモデル」となりました(下写真参照)。この時計を通じて、オオルリシジミを保全する活動を支援できます。▲成虫が5~6月にだけ現れることから、文字盤の5~6時の間にオオルリシジミをあしらいました。
<オオルリシジミとは?>
オオルリシジミは、日本では長野県と熊本県の一部にしか生息が確認されていない絶滅危惧種のチョウです。成虫は5月~6月に出現し、卵、幼虫期を経て7月から約10ヵ月間は蛹として過ごします。幼虫期はクララという植物の花と蕾しか食べません。かつてオオルリシジミは人が暮らす里山で生息していましたが、現在里山環境が失われつつあり、それと共にオオルリシジミの数が減ってきています。そこで日本自然保護協会では、オオルリシジミとその生息地の保全活動を推進し、失われつつある里山の生態系を地元の皆様と一緒に取り戻そうとしています。▲オオルリシジミとクララ(撮影:江田慧子)
<特別モデルのこだわり>
今回の特別モデルでは、オオルリシジミの象徴的なカラーである瑠璃色を時計ベゼルに施し、全体をブルー、翅の模様のオレンジを時計のライトボタンや文字板に施すなど、こだわりのデザインとなっています。LEDバックライト点灯時には、オオルリシジミの生息に欠かせない植物であるクララとオオルリシジミの成長過程をイメージしたデザインが浮かび上がります。また、オオルリシジミが草原を舞う5月から6月を時計の時刻と重ね、ベゼルの5時と6時の間にオオルリシジミが飛ぶ姿を配しました。バンド部分にオオルリシジミの学名である「Shijimiaeoides divinus」、裏蓋にはクララに止まるオオルリシジミと日本自然保護協会の標語を刻印し、オリジナルデザインパッケージと合わせスペシャルなモデルとなっています。<これまでの活動他>
春先の野焼きが天敵を減らしていた!オオルリシジミと野焼きの関係 https://www.nacsj.or.jp/2017/10/9639/
オオルリシジミがすむ環境をみんなの手で増やそう! https://www.nacsj.or.jp/2018/06/10362/
移植したクララにオオルリシジミの卵を多数確認 https://www.nacsj.or.jp/2018/10/13104/
【満員御礼】NACS-J市民カレッジ シリーズ71 ~食べて守る生物多様性~ 「 オオルリシジミとあか牛の秘密の関係in熊本」 https://www.nacsj.or.jp/2018/11/13143/
【支援者特別ツアー】幻のチョウ「オオルリシジミ」の観察・調査を行いました https://www.nacsj.or.jp/2017/06/3666/【発売モデル 基本情報】
発売日 2019年3月上旬予定
価格 28,000円+税
取り扱い カシオ取り扱い時計専門店・量販店(一部)
【仕様】
タフソーラー(ソーラー充電システム)
10気圧防水機能
ワールドタイム:世界48都市(31タイムゾーン、サマータイム設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示
日の出・日の入時刻表示
方位計測機能:16方位・方位の角度(0 ~359°)を計測、方位連続計測(60秒)、東西南北をグラフィック表示、ベアリングメモリー(方位の角度、記録した方向を示すグラフィックを1本メモリー)、磁気偏角補正機能、方位補正機能
気圧計測機能(計測範囲:260~1, 100hPa)、気圧傾向グラフ(過去42時間分を表示)、気圧差グラフィック、気圧傾向インフォメーションアラーム(特徴的な気圧の変化が起こった場合に矢印と報音でお知らせします)
高度計測機能/相対高度計(計測範囲:-700 ~10,000m)、高度メモリー(計測月日・時刻・高度を最大30本マニュアルメモリー、自動記録データ:最高/ 最低高度、オート積算(上昇/ 下降)メモリー)、登山記録データ14本(最高/最低高度、オート積算(上昇/下降)メモリー)、高度差計測(-3,000 ~3,000m)、計測間隔設定機能(5秒/2分毎)※最初の3分間のみ1秒毎
温度計測機能(計測範囲:-10 ~60℃)
ストップウオッチ(1/ 10秒、1000時間計、スプリット付き)
タイマー(セット単位:1分、最大セット:24時間、1秒単位で計測)
時刻アラーム5本(1本のみスヌーズ機能付き)・時報
バッテリーインジケーター表示
パワーセービング機能(暗所では一定時間が経過すると表示を消して節電します)
フルオートカレンダー
12/24時間制表示切替
耐低温仕様(-10℃)
操作音ON/OFF切替機能
LEDバックライト(フルオートライト、スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒)付き)
フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間(機能使用の場合:約8ヵ月/パワーセービング状態の場合:約23ヵ月)
大きさ(56.0×47.1×12.7mm)
質量(約58g)
※ 高度計は気圧変化を高度に変換する相対高度計です。気圧が気象条件により変化すると、計測値の高度も変化します。<お問い合わせ先>
●製品について
カシオ計算機株式会社 TEL:03-5334-4869 URL:protrek.jp●保護活動について
公益財団法人 日本自然保護協会 TEL:03-3553-4106 E-mail:press@nacsj.or.jp<公益財団法人 日本自然保護協会について>
引用元:新たな挑戦!日本自然保護協会がカシオ計算機と共同開発!絶滅危惧種の蝶「オオルリシジミ」モデルの腕時計(プロトレック)が誕生、3月から販売予定!
自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立された日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員2万4千人。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島や小笠原、白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、今でも日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。http://www.nacsj.or.jp/
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