オメガシーマスターの開発ヒストリーと魅力は?
ここ数年のダイバーズウォッチの人気は高く、多くのブランドがニューモデルをリリースしています。これはフォーマルなドレスでもダイバーズウォッチを手首にすることが認知されてきた証です。
オメガシーマスターの開発のきっかけは英国海軍からの依頼でした。海軍用に製造されたミリタリーウォッチ、「マリーン」、を戦後に一般用に改良します。ねじ込み式の裏蓋で高い防水機能を備えた腕時計を1957年に「シーマスター300M」として発売します。
これは間違いなくロレックス社のサブマリーナを意識したものでしょう。
オメガシーマスター300Mは高い防水機能とシックなデザインが特徴です。文字盤は黒で、大きな矢印がクールなイメージで好評でした。90年代には映画「007」にも登場、英国海軍中佐、J・ボンドの手首にはオメガシーマスターが巻かれていました。
オメガシーマスターのムーブメント、特にコーアクシャルの優れた点は?
オメガシーマスターを語る上で、欠かせないことはコーアクシャル・ムーブメントです。オメガだけが採用した、コーアクシャルは機械式腕時計の歴史を大きく変えたと言われました。
英国の天才時計師、G・ダニエル博士が開発したこの脱進機はこれまで5年に一度は必要といわれた、機械式腕時計のオーバーホールを10年間不要にした、画期的なものです。部品同士の摩擦を大幅に削減し、摩耗が減ることでオーバーホールの間隔を長くしています。
多くのメーカーがコーアクシャルの採用を断わる中、スウォッチグループの総帥ニコラス・G・ハイエックだけが採用を決断し、のちの同社の最高峰ムーブメント、マスタークロノメーターの完成へ結びつけたのです。
シーマスターおすすめ4モデルを紹介
オメガシーマスターのモデルNo.210.30.42.20.01.001はマスタークロノメーターを搭載しています。マスタークロノメーターは高い精度と超高耐磁性能を持つムーブメントです。これをMRI技師が装着し高い磁場装置の中で従事しても腕時計の精度には全く問題ありません。さらに裏蓋はシースルーケースバック、デザインにも配慮しています。
No.210.30.42.20.03.001は前述モデルとの色違いです。海をイメージしたブルー文字盤でダイバーズウォッチとして充分な300メートル防水機能を備えています。1993年以来、改良を重ねてきたステンレス製の堅牢なケースはムーブメントをさまざまな衝撃から保護します。ベゼルはセラミック製で硬く、海水による腐食にも強く、スケールの視認性を確保します。
233.30.41.21.01.001は「シーマスター300M」のヘリテージモデルです。当時のデザインをそのままにムーブメントは最新のコーアクシャルを搭載しています。往年の良きデザインを踏襲して、現代に語り継いだこのモデルはオメガ社のレガシィと言っても過言ではありません。
231.10.39.60.02.001シーマスターアクアテラは船上での使用を考えたモデルです。シルバーのダイアルはチークコンセプトと言われる縦縞模様の装飾でヨットのウッドデッキを髣髴させます。
このおすすめ4モデルから、お気に入りのオメガシーマスターを見つけてください。
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記事提供:The Watch Company
今回紹介した商品:オメガ シーマスター
管理人ちゃん『オメガ』のタグ抜けてる(‘・ω・’)