祖父からもらった時計がロレックス・デイトナRef.6239ポール・ニューマンだった！

時計じかけの名無しさん

これは80年代終わりか90年代初め、親父が祖父からもらった時計だ。祖父はその後すぐに亡くなったんだ。
2000年代の初め、親父は点検を受けるためにロレックスに行ったらしい。そこの店員がこの時計を見てえらい驚いたらしいんだよね。でもそれって何か変だと思わない？この時計、2001年や2002年らへんじゃまだ価値が上がってないはずだかし（俺の集めた情報によると）、90年代でも超人気ってわけじゃなかったんだよね⁈まあとにかく、この時計はその後数年でまた止まってしまったんだ。
2013年ごろ、この時計は俺のものになった。今や金庫に入ってるだけだ。売る気は全くないけど、修理してもいいかなとは思ってる。親父は「良いロレックス」なのは知ってたけど、ビンテージ時計コレクターの間で究極と呼ばれる程だとは知らなかったらしい。俺はこの時計に夢中になった。だってさ、ロレックスだろ…！ググったり調べたりして、超貴重な時計なんだって事実を知ったんだ。この時計の価値と歴史を知った時はぶったまげたよ。ちょっといじったりしたけど、ちゃんとしたサービスを受ける必要があると思う。
時計集めやビンテージ時計について熟知してるわけじゃないけど、多くの時計収集家にとって究極の時計だってことはわかってる。そんな時計を60年代に祖父が購入してただなんて、驚きを隠せないね。それに親父によると、祖父は「ロレックス」って名前も知らなかったらしい。「ロタックス」って呼んでたんだって（笑）。残念ながら、箱も証明書もない。きっと祖父が捨てちゃったんだろう。
そうそう、数年前にもこの時計をロレックスのフォーラムに投稿したんだけど、削除されたんだよね。その時、時計改造についてあれこれ調べてたからかもしれない。おかしな話だ。

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時計じかけの名無しさん

素晴らしい。俺なら絶対にサービスしてもらって使える状態にする。その価値ある。

時計じかけの名無しさん

でも、ロレックスのサービスには十分気をつけないと。古い部品を出来の悪いスペア部品に交換しがちなんだ。時計の魅力がなくなるし、価値まで下げてしまう。まずは個人の時計技師に相談するほうがいい。

時計じかけの名無しさん

「古い部品を出来の悪いスペア部品に」
ロレックスでサービスしてもらってもそうなるの？

時計じかけの名無しさん

ロレックスは、どんなに古い時計でも新品状態に直そうとする。ついさっきまでショールームに飾ってあった時計のような状態にね。手付かずで経年劣化（パティナね）のあるロレックスに人気が出る前から、ロレックスのサービスはそんな感じだった。コレクションや投資対象になる超貴重なロレックスなら、ロレックスのサービスは相応しくないかもしれない。でも、家族の宝物で昔サービス受けたことがあって次の代にも受け継ぐつもりなら、検討する価値はあるかも。超高くつくだろうけど、君次第だね。君が手を付けないと決めた箇所はホコリさえ拭き取ってくれないだろうな。君のニーズに応えてちゃんとした対策を示してくれる、信頼できる専門家を見つける方がいいかも。

時計じかけの名無しさん

ロレックスだからそうなるんだ。ちょっとググれば残念な例がたくさん見つかるよ。特定の部品を交換しないでって頼んでも無視されるから。

時計じかけの名無しさん

俺なら地元で評判の時計技師のところに持ってくな。ロレックスに送ると、戻ってくるまで何カ月も待たないといけない。

時計じかけの名無しさん

同感。腕のいい専門家って探せば結構見つかるから。そっちの方がちゃんと「修復」してくれる。「交換」じゃなくてね。

時計じかけの名無しさん

「ロタックス」は飛行機・オートバイ用のエンジンメーカーだ。

時計じかけの名無しさん

すげえ、おめでとう。君のほどすごくはないけど、俺もいつか息子にバットマンを譲りたいな。

時計じかけの名無しさん

でもバットマンなら使ってもらえるじゃん。俺は小心者すぎて、こいつをカジノや旅行につけてく気にならないんだ。こんなこと言ったら反感買っちゃうかもしれなけど、この時計よりサブマリーナの方がずっと楽しめると思う。
2013年に親父から「じーちゃんの時計をお前に譲る」って言われた時、ウキウキしたけどロレックスなんて見たこともなかった。だから時計を見た時「へえー、カッコわる」って言ってしまった。そしたら親父が「わかる。でもすごい時計らしいぞ」って。おかしいけど、ホント何も知らなかったんだよね。

時計じかけの名無しさん

大丈夫、ロレックスを始めて見た人の典型的な反応だから。その上「値段は1万ドル（約109万円）以上」って言うと、信じらんないって顔するから。

時計じかけの名無しさん

この時計の場合、６桁はいくでしょ。

時計じかけの名無しさん

俺はロレックスにくっつけられたイメージが嫌い。高級時計って聞いたら自動的にロレックスを思い描くみたいなイメージね。ロレックスがいい時計作ってるのはわかってるけど、時計の知識もないのにロレックスつけてる人が多過ぎるんだよね。ただ見せびらかしたいだけっていうか。いい時計なんだけど、そういうイメージがついちゃってるんだよね。
俺の着けてるVCオーバーシーズなんて、ほぼ誰も知らないから（笑）。

時計じかけの名無しさん

俺が死んだら俺の時計は子供に渡ると思うけど、使わないんだったら売って、自分たちの欲しいものを買ってもらいたいと思う。
もしこの時計に魅力を感じないんだったら、おじいさんならどう思うか考えてみたら。もしかしたら、楽しんで使ってもらいたいって思ってるかもしれないよ。

時計じかけの名無しさん

確かにそうかも。金に困ってるわけじゃないから、今時計を売る必要もない。それより持ち続けて、子供に託す方がいいな。

時計じかけの名無しさん

まずはおめでとう。家族から時計を譲り受けるなんて素敵だ。点検してまた動く状態にする方がいいんじゃないかな。歴史の刻まれた時計だし持ち続ける意味はあるけど、使えないなんて俺ならイライラしちゃう。

時計じかけの名無しさん

話横にそれるけど、どうしておじいさんの時計をもらったの？おじいさんの遺言だったとか？

時計じかけの名無しさん

祖父が親父に渡した理由は知らないなあ…結婚記念でもないだろうし…両親はこの時計を譲り受ける10年くらい前に結婚してるから。
俺の場合、2013年に時計に興味を持ち始めてロレックスが無性に欲しくなったんだ。ビンテージのサブマリーナが欲しかったんだけど、ビンテージについて何も知らなかったんだよね。そしたら親父が「じーさんが亡くなる前に譲ってくれた古いロレックスがあるから、探し出せたらお前にやる」って言ってきたんだ。
で次の日ロレックスを俺にくれて、ロレックスのサービスセンターが驚いたくらいすごい時計だって説明してくれた。数週間後にこの時計の本当の価値を知った時は、本当にびっくりしたよ。親父も相場は5000〜1万ドル（約55〜109万円）ぐらいだろうって思ってたみたい。
つまり、親父が俺にくれたのは、俺が時計が好きになったから。どっちみちいつか渡そうと思ってたみたい。親父は健在だよ。
面白い事実がもう1つある。祖父は超倹約家だったから、祖母によると（祖母も健在だ）絶対に定価で買ってないって。60年代なら当時の値段で250ドル（今の約2万7000円）ぐらいだったと思うけど、そんな金を時計に払うわけないって。祖母は、当時の仕事相手が材木と時計を交換した（祖父は木工職だった）んじゃないかって考えてるみたい。だから、箱も証明書も見たことないんだって。

時計じかけの名無しさん

で、サービスに出すつもり？

時計じかけの名無しさん

そうしなきゃいけないだろうけど、今すぐの必要もないんだ。この時計を使うことはないと思うから。それに、サービスに出すと価値が下がるとも聞いてて、20年以上前に一回サービスを受けてるんだよね。

時計じかけの名無しさん

この時計に魅力を感じないなんて。この傷と言いパティナと言い、今まで見た中で1番の時計だと思うよ。でも、この時計に対する考えには賛成。あとは点検して、傷の手入れをすればいいと思う。
そうしたら後は、楽しんで使えばいいと思う。

時計じかけの名無しさん

8年前初めてこの時計見た時はがっかりしたんだけど（笑）、時計の趣味が変わってビンテージについてより深く知るようになったら、この時計の本当の価値がわかるようになったんだ。ポール・ニューマンが実際につけてるのもカッコいい。

でも修理したところで使わないと思う。スーパーでの買い物や旅行で身につけるには、どうも高価過ぎてさ。結婚する時とか会社を売却する時とか、特別なシチュエーションでは使うかもしれないけど、現実的に考えると1万ドルの時計を身につける方がいいな。

時計じかけの名無しさん

「現実的に考えると1万ドルの時計を身につける方がいいな」
俺も同じ考え。でも人間歳を取るにつれ「人生は短い」って考えるようになって、過去を振り返っては「もっと頑張ればよかった」って思うようになるんじゃないかな。俺の親父も値段６桁の時計を使ってるけど、何も気にならないらしい。どうしてそんな気持ちになれるのか俺には理解できないけど、俺もいつかはそうなるんだろうな。

時計じかけの名無しさん

値段６桁の時計を買う金があるんだったら、大抵のことは気にならなくなるかも。

時計じかけの名無しさん

俺もじいちゃんのエクスプローラー1060をもらったんだ。その時は時計の知識が何もなかったから、本当の価値がわかるようになるまで10年かかったよ。

時計じかけの名無しさん

時計を売る気がないのは知ってるけど、何人かの時計収集家がものすごい金額のオファーしてくるかもよ。

時計じかけの名無しさん

はは、まだ誰からの連絡もないよ。でも、何百万ドルのオファーがあろうが受ける気はないね。この時計は家族に60年も受け継がれてるし、その伝統を俺が変えたくないんだ。息子が生まれれば間違いなく渡して息子の好きなようにしてもらえばいいけど、俺は売らないよ。

時計じかけの名無しさん

ちょっと興味あるんだけど、こう言う時計って時間が経てば価値も上がるの？

時計じかけの名無しさん

その通り。オークションに出せばいくらになるか予想してくれる人がシンガポールにいて、その人から情報もらってるんだ。過去数年の値動きを見ると、価値は倍に跳ね上がってる。80〜90年には1000ドル（今の約10万9000円）もしなかったんだろうから、クレージーだとしか言いようがないよ。

翻訳・引用元：[Rolex] Thought you guys might like this… my grandpa’s hand-me-down watch just so happened to be the Rolex Daytona Ref. 6239 ‘Paul Newman’! It doesn’t work, but it’s still my most prized possession.