BASELWORLD(バーゼルワールド)とは、時計大国であるスイス・バーゼルにて毎年3月、4月頃に1週間かけて行われる世界最大の宝飾と時計の見本市です。世界中の有名ブランドの最新モデルや、珍しい時計を見ることができます。関係者はもちろん一般の方も入場できるため、毎年入場者数は10万人を越える盛況ぶりです。
今回はそのバーゼルワールドで最注目ブランドのひとつでもある『ROLEX』について紹介いたします。ロレックスの2018の新作は新しいキャリーバーを搭載したりダイヤル、ケース、バンドのデザインも変わったりと目白押しですので、それぞれのモデルごとに見ていきたいと思います。
今回は前編ということで、「GMTマスターⅡ」と「デイトジャスト 36」を紹介します。
オイスターパーペチュアル GMTマスターⅡ
航空会社のパイロットのために開発されたGMTマスターは2色のカラーコンビネーションで、一目でわかる独特のベゼルデザインがモデルの特徴です。そして、今回の注目ポイントは新しいムーブメントである『Cal.3285』を搭載している点です。
Cal.3285はロレックスによる完全自社製造であり開発の工程における10件の特許を出願しており、機械式自動巻きムーブメントはロレックスの技術の粋を尽くしているため時計製造の最先端にあるムーブメントといっても過言ではありません。
精確性、パワーリザーブ(約70時間)、耐衝撃性と耐磁性、利便性と信頼性のどの点においても革新的な進歩を遂げています。
さらに、『クロナジーエスケープメント』とというロレックスが特許を取得した技術が採用されており高いエネルギー効率と信頼性を実現しました。また、ニッケル・リン合金製のため、磁場の影響を受けにくくなっています。
その他デザインでも1995年に発表された初代GMTマスターを彷彿とさせるレッドとブルーの組み合わせの両方向回転ベゼルとオイスタースチール、ジュビリーブレスレットの組み合わせは、GMTマスターⅡで初の試みです。
by:新しいロレックスGMT マスターⅡ – バーゼルワールド 2018
オイスターパーペチュアルデイトジャスト36
機能と流行に左右されないクラシックウォッチの典型ともいえるモデルであるデイトジャスト、今回はデザインを一新した36㎜ケースに、ブレスレットなどデザインの随所に進化をうかがうことができます。
今回の新しいエバーローズロレゾールモデルではベゼル、リューズ、ブレスレットのセンターリンクが18ctエバーローズゴールドになっており、ケースとブレスレットのサイドリンクがオイスタースチールになっています。
オイスターもしくはジュビリーブレスレットが採用されておりコンシールドアタッチメントシステムによって、ブレスレットとケースの接続部分はつなぎ目がなく、一体化しています。
2018年はエレガンスさと性能をさらに反映させたデイトジャストを目にすることができます。
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チュードルのgmtも紹介してあげて(小声)