イタリアで生まれ、スイスで飛躍したパネライは独特のグラマラスなケースで人気ある時計ブランドです。今回はパネライの歴史や魅力、人気のコレクションを紹介していきます。
パネライのブランドの歴史、魅力は?
パネライは1860年にイタリア、フィレンツェで設立した時計ブランドです。創設時のパネライは時計販売店であり、その中に時計工房も併設されていました。
その初期の頃に使用されたブランド名が「オフィチーネ・パネライ」という現在のブランド名です。その後パネライはイタリア海軍の特殊部隊向けの腕時計を製造、海軍御用達の会社として発展します。
その影響で同社の存在自体も機密扱いとされ、1949年まで一般向けの時計を販売していませんでした。1997年にパネライは現在のリシュモングループの傘下に入ります。そこで得た世界的流通網によって多くの国で認知され、大ブレークします。
パネライ独特のフォルムはイタリアらしい優れたデザイン性が特徴です。さらにリシュモンの支援を受け、優れたムーブメントを持つスイスへ生産拠点を移転します。
その後、デザインに優れた高い防水機能、高精度ムーブメントを搭載する高級時計ブランドへと成長するのです。
パネライの優れた点はどこか
パネライの優れた点はまず独特の外観の時計ケースです。大きなケースはファッション性も良く、ダイバーズウォッチとして視認性にも優れています。
2つ目は大きなリューズです。このリューズによりダイビンググローブをしたままでも時計の操作ができます。風防はラウンドでもケースは角の取れた四角形で、手首に密着できる形状になって、潜水時の作業に支障が出ない工夫がされています。
このことでデザインと機能性の両方を兼ね備えていることが人気の最大の理由です。
パネライの「ルミノール」と他のコレクションを紹介
パネライを代表するコレクションが「ルミノール」です。
ケースにリューズプロテクターが付き防水機能を高める、実用性に優れた設計になっています。またブレスレットの素材が3種類あり好みに合わせて選択できることが特徴です。
ルミノールはパネライのフラッグシップモデルで、現行品ではケース直径が40ミリから50ミリまで5種類の大きさから選べ、ケース素材もチタンやセラミックケースまであり、選択肢の多いことで人気となっています。
2つ目のコレクションは「ラジオミール」です。
パネライのブランドヒストリーから見ると、このモデルの後に「ルミノール」が出ており、同社の起源ともいえるコレクションになります。
この腕時計にはリューズプロテクターが無く、円錐形のリューズが特徴です。
その他には「サブマーシブル」もあり、2つある「伝統的なシリーズ」をより現代風にアレンジしたモデルで、夜光塗料もブルーに光ることが特徴です。
最後に紹介する「ルミノールドゥエ」はルミノールの薄型モデルといえます。手の細い人でも使える薄型モデルで、2016年から導入されたコレクションです。
まとめ
このようにパネライのコレクションは1930年代より続く同社伝統のスタイルを踏襲し、 そこへ最新のテクノロジーを組み合わせて進化していくことが人気となっています。
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記事提供:The Watch Company
今回紹介した商品:パネライ
パネライがデカ厚を流行らせたのか
デカ厚が流行ったからパネライが売れたのか
それが問題だ