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ハリー・ウィンストンの「オーシャンデュアルタイムオートマティック 44mm」

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HARRY WINSTON

ハリー・ウィンストンは、アメリカの宝飾デザイナーであり1932年にニューヨーク5番街に「ハリー・ウィンストン社」を設立し、現在では最高級宝飾品ブランドとして認識されており、世界中で多くの富裕層や有名人が顧客となっています。

1989年には時計製造にも進出し、バゲットカット・ダイアモンドを纏った高級複雑時計の製造などに力を注いできました。

キング・オブ・ダイアモンドの証!

創業者のハリー・ウィンストンは宝石学者でもあり1935年に、希少なダイアモンド原石である726カラットの「ヨンカー」を購入し、世界中の新聞の見出しを飾ります。

1938年には、726.60カラットのダイアモンド原石がブラジルで発見された時、ハリー・ウィンストンはこのダイアを求めて直ちに飛行機や船で大陸横断の旅に出ました。

苦労の末、他のダイアモンドディーラーより先に、ブラジル大統領の名にちなんだ「ヴァルガス」と名付けられた類い稀なダイアの原石を購入することに成功しました!


by:Wikipedia

その後、ハリー・ウィンストンと彼のデザインチームはダイアモンドが本来持つシンプルなその美しさにインスパイアされ、一つ一つの石の輝きが最大限になるような先駆的な技法である「クラスター」を考案し、以降はその象徴的なクラスターモチーフがハリー・ウィンストン・ジュエリーデザインの基本ともなりました。

2001年には著名な時計師とのパートナーシップにより革新的な時計の展開も開始!





世界初!特殊合金を使用した「ザリウム」コレクションを発表。

“ザリウム”は、宇宙工学の分野でも使用される素材で、傑出した軽さや無類の耐久性など優れた特性を持っているが、反面「加工が極めて困難」というデメリットもあります。

ザリウムは、あまりに硬い金属であるためステンレススチールのように
削ったり、ねじったり、曲げたりという加工はあまりできません。いわゆる、カッティングという作業が中心の加工になります。そこで生きてくるのがハリー・ウィンストンのダイアモンドカッティング技術です。100年以上も「世界一硬い鉱物を切ってきた」ハリー・ウィストンならではのカッティング技術によりデザインされたザリウム合金製のウォッチは、加工の困難さを感じさせないモダンなデザインに仕上がっています。

2004年に発表された「プロジェクトZシリーズ」コレクション

プロジェクトZの「Z」はザリウム(zalium)のZです。

ハリー・ウィンストンは、この素材を自社で開発しプロジェクトZ1からはじまりZ2・Z3・・と年々新作が発表されています…現行モデルはZ11。


by:Harry Winston

ゴージャスな輝きをまとったデュアルタイム・ウォッチ
「HW オーシャン・デュアルタイム オートマティック 44mm」


by:Harry Winston

★「HW オーシャン・デュアルタイム オートマティック 44mm」は、2014年に発表した「プロジェクトZ8」のケースをザリウムから18Kホワイトゴールドに変更し、ケース外側に61個のバゲットカット・ダイアモンドをセットしたモデルです。

文字盤の右側にあるオフセンターの文字盤ではホームタイム、その下で日付を、9時位置側のレトログラード表示で、ローカルタイムを示しています。

文字盤に見られる青と赤のカラーリングはアメリカ星条旗を思わせ、ニューヨーク発祥のブランドであることを印象づけています。

HW オーシャン・デュアルタイム オートマティック 44mm

直径44.2mmの18Kホワイトゴールド・ケースに約5.61カラットのバケットカットダイアモンド61個をセット・自動巻き(32石・毎時28800振動・パワーリザーブ約72時間・サフィアクリスタル・バック

ハリー・ウィンストンは、スウォッチグループの傘下となってからレディースモデルではより美的な側面に力が注がれ、メンズモデルではデザインも、より主張が強いものへと変化しています。