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機械式時計の元祖ブレゲ「ブレゲ クラシック」を徹底紹介

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ブレゲは創業者「アブラアン=ルイ・ブレゲ」により,1775年にパリで誕生しました。

ルイ・ブルゲは稀代の天才時計技師で、自動巻き機構の「ペルペチュエル」や重力分散装置の「トゥールビヨン」など様々な革新的時計技術を生み出し、現在の腕時計に備わる機構の約70%を発明改良したと言われ、機械式時計の元祖とも評されています。

また装飾でもギョーシェ文字盤・ブレゲ針・ブレゲ数字など、現代時計にみられる定番の装飾で画期的な発明をしたのもブレゲです。現在では世界5大時計メーカーの一つとして、時計界に君臨しています。

ブレゲの歴史

創業時の時計は腕時計ではなく懐中時計が主で、上品で精巧なムーブメントや装飾でブレゲの時計はフランスの多くの王侯貴族やエリートたちに称賛を浴び愛用されました。

愛用者の中にはフランス皇帝ナポレオン・ロシア皇帝アレクサンドル1世・ナポリ王妃・イギリス国王ジョージ4世など歴史的にも有名な錚々たる著名人もいたとされています。

なかでも悲劇の女王マリー・アントワネットから、予算と納期の上限のない「複雑機構を詰め込んだ、どの時計よりも美しい最高の時計」NO.160の注文を受けた有名なエピソードがあります。

その後フランス革命により、時計の完成を見ることなくマリー・アントワネットは処刑されることになったが、ブレゲは一旦故郷のスイスに逃れ王妃の約束を果たすかのごとく新機構開発に没頭し、後にあらゆる機械式時計機構の発明をしていったのです。

パリへの帰還と超複雑時計の開発

フランス革命が収束し1975年にスイスからパリに戻ったブレゲは時計製造を通して国の再建に貢献しながら、王妃との約束であった「NO.160」の製作を続けました。

「NO.160」の開発は弟子たちにも受け継がれ、ブレゲが亡くなってから4年後に完成されたが、その超複雑時計の製作技術はブレゲの時計作りのスタンダードとして今日まで受け継がれています。

「ブレゲ」の時計の特徴

機構の仕組みの1つ1つに美しさを施したその技術は、時計の針・文字スタイル・文字盤にも表現され、時計製造技術の枠を越えると言われています。

丸い穴の空いた「ブレゲ針」は月を思わせるデザインで誰が見ても美しく、ブレゲ針はブレゲウォッチの象徴とも言えます。細くて流線的な「ブレゲ数字」は1783年に創業者が考案されたとし、特徴的なアラビア数字は文字盤の中で静かな個性を発揮しています。

by:breguet

ブレゲが生み出した「ギヨーシェ文字盤」は精緻でエレガンス、そして実に芸術的です。モチーフも多種多様でネオクラシック様式から市松模様の「ダミエ」など様々です。

by:breguet

驚くことにブレゲはこの精巧な文字盤を全て「手作業」で作り上げており、本物のハンドギヨーシェ彫りにこだわり続けるのはブレゲを置いて他にはないのです。

他にも、ハンドメイドによるケースバンド装飾「コインエッジ」や時計盤内に記される「識別番号」、偽造品対策では光にかざしてようやく判別出来る「シークレットサイン」などブレゲウォッチを証明する数々の仕様が優雅なデザインの中に施されています。

見やすさ・高精度を備えたブレゲらしさを求めるなら「ブレゲ クラシック」

クラシックは、創業者ルイ・ブレゲの伝統的な要素を再現したクラシカルな時計で、視認性が高く正確なメカニズムを誇り、ブレゲ愛好家に熱烈に支持されているモデルです。

伝統を受け継ぐ逸品「ブレゲ クラシック 5177」

by:breguet

無駄のないラインと品のあるシンプルなデザインは控え目ながらも強い印象を与え、 文字盤はギョーシェ彫りによって繊細なテクスチャーが刻まれ、ブルーに仕上げられた細いブレゲ針が気品を漂わせています。

ブレゲ クラシック 5177

ケース:径38mm・18K・26石自動巻き・サフィアケース・バックスケルトン・パワリザーブ約55時間・キャリバー777Q搭載

古典好きの心をくすぐる「ブレゲ クラシック 7787」

by:breguet

ホワイトエナメルダイアルに、ブルースティールのブレゲ針が一際お洒落!
12時位置のムーンフェイズ表示と3時位置から長く伸びるパワーリザーブ表示針は、初代ブレゲが手掛けた懐中時計を彷彿とさせます。

ブレゲ クラシック 7787

ケース:直径39mm・18KWG・25石・自動巻きCal.59IDRL搭載パワーリザーブ約38時間

超薄型の自動巻き「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット 5377」


ブレゲの超薄型自動巻クラッシックトゥールビヨンは、厚さ7mmの薄型ケースに収めるために、ムーブメントを3mmにまで薄くしその技術は世界最薄の自動巻トゥールビヨンに仕上げたのです。

時を超えたデザインと最先端のテクノロジーとが融合され、まさにブレゲの純粋な創作時計としての品格を湛えています。

クラシック トゥールビヨン エクストラフラット 5377

ケース:直径42mm・プラチナ素材・自動巻き・トゥールビヨン上にスモールセコンド・42石・cal.581DR搭載・パワーリザーブ約90時間

ブレゲ現行モデルには「クラシカルモダン」なデザインが魅力のマリーンモデルもあります。

「マリーンクロノグラフ 5827」


コレクション名にふさわしく、18KG製のシルバーダイヤルやローターには「海」を連想させる波模様のギョーシェ彫りが施され、この波模様が実に美しい!の一言です。

マリーンクロノグラフ 5827

ケース:直径42mm・K18ローズゴールド・自動巻き・手彫りギョーシェ模様・ケースバックスケルトン・パワリザーブ約48時間

超高級時計「ブレゲ」は、誰もが知るブランドではありません。しかし、腕時計の原型を作ったのは紛れもなく「ブレゲ」なのです。

ブレゲが創作した腕時計を通して、機械式時計の歴史的な価値に触れてみてはいかがでしょうか!

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『機械式時計の元祖ブレゲ「ブレゲ クラシック」を徹底紹介』へのコメント

  1. 名前:時計じかけの名無しさん 投稿日:2018/10/11(木) 19:50:34 ID:d2ab09ac9 返信

    人物のブレゲは凄いけど、メーカーとしてのブレゲはなぁ
    同じゾンビならランゲの方がずっとかいいな