目次
グランドセイコーとは
グランドセイコーはSEIKO社の腕時計の中の最高峰という位置付けで1960年に誕生した高級腕時計シリーズです。スイス時計に対抗すべく、国産時計としては初めてスイス・クロノメーター検査基準優秀規格に準拠した精度を持つ腕時計として発売されます。そのうえ販売価格も当時の大卒国家公務員の倍以上の25,000円という高額な腕時計としてリリースしたのです。
当初は精度のみを探究したモデルでした。後に防水性とカレンダー機能を加えモデルを発表後、1967年にはグランドセイコーのベンチマークモデル「44GS」を発表します。この頃より第二精工舎製造のグランドセイコーとして現代まで、シリーズのアイデンティティーを継承する腕時計として発展したのです。その後クオーツ製のモデルのみになった同シリーズですが、機械式時計愛好者からの機械式復活を望む声に押されて、1990年に再び機械式ムーブメントの復活を決定します。しかし一度途絶えた技術の復活はSEIKO社の予想を超える困難を極め、最終的に復活するまで6年の歳月を費やしました。その間技術者達は引退したOBを訪ね、試行錯誤を繰り返しやっと納得のいく、ムーブメントが完成したのです。
ここ数年SEIKO社の「スイス時計」に負けないブランド造りコンセプトもあってグランドセイコーはデザインと精度、双方を兼ね備えた日本を代表する高級腕時計して、君臨しています。
グランドセイコーは目的に合ったモデルを選べる
グランドセイコーのシリーズの特徴は精度が高く、クラッシックな外観が特徴です。そのためにシーンや目的にあったモデルを選択できます。
社運を左右する重要な商談の席や会議では『SBGW231』
これは最新のヒゲゼンマイの手巻きムーブメントを搭載したレトロな外観のモデルです。しかし、パワーリザーブは72時間を誇る実用的なモデルになります。無駄がないバーインデックスとリーフ・ハンドは飽きがこなく流行に左右されない腕時計です。黒のレザーとシルバーのベゼルにアイボリー色の文字盤が上品さを彩り、ケースにはSEIKOが得意なザラツ研磨を施し、ケースの隅々まで美しさを散りばめています。当然裏蓋はシースルーバック、360度全ての方向で楽しめるモデルです。
よりモダンで、スポーティーな雰囲気に合うモデルが欲しい人にはキャリバー9S65を搭載した『SBGR251』
グランドセイコーのヘリテージコレクションは伝統的なデザインを継承しながらも最新のテクノロジーにアップグレードしたモデルです。オールステンレス製のモデルは週末にも使え、スポーティーな外観を持って言います。
機械式時計の重量感が苦手だけど、クオーツは少し抵抗がある人は『SBGA211』
スプリングドライブを搭載したこのモデルは機械式時計よりも針の動きが滑らかに文字盤の上を進みます。素材にはステンレスより3割ほど軽量で耐食性が高いブライトチタンを採用、文字盤には信州の雪からインスピレーションを受けた、スノーホワイトダイヤルを採用、火入れをした伝統的なブルースチール秒針と白のコントラストが絶妙な腕時計です。
おわりに
令和初めての年末を演出できる、グランドセイコーをぜひコレクションのひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
PR
記事提供:The Watch Company
今回紹介した商品:グランドセイコー
時計としての仕上げはスイス雲上の比ではないのに
デザインとブランドはなぜか国内でシチズンと最下位を争ってる
残念だけど倒産しかけて経営者が変わらない限りこの状態は永遠に続く
スイスも中国も低迷してるから買収はないだろうけど、
二度と復活することもなさそう