時計の雑学・豆知識一覧

ドイツ腕時計 ~宗教と戦争に翻弄された歴史と技術~

腕時計といえばスイス。それは誰も疑うことができない事実です。 世界5大腕時計もスイス腕時計がその殆どを占めています。 しかし、その中で唯一、スイス製ではない腕時計。「ランゲ&ゾーネ」 「ランゲとその息子たち」という意味を持つこの腕時計メーカーだけが、スイスの高級腕時計メーカーと肩を並べることを許されています。 しかし、スイス腕時計がここまで発展できたのは、実はドイツのおかげでもありました。

腕時計と戦争 ~技術の革新は戦場から生まれた~

技術の革新と変化はいつ生まれるのでしょうか?産業革命後、人類は爆発的に技術の革新を進めていきました。産業革命が人類に与えたものは豊かさだけでしょうか? 産業革命は確かに豊かさを人類に与えました。しかしそれと同時に、あくなき欲望を人間に与えました。そしてその欲望を満たすための力を与えました。 世界は支配する側、される側に別れ、世界中で争いが始まりました。 技術は争いの中で進化を遂げていきます。そしてそれは腕時計も同じです。時計はなぜ腕時計になったのか?そして今後、腕時計はどのような役割を果たすのでしょうか?

ETA2020年問題と機械式腕時計の今後を考える

スイス腕時計業界における2020年問題を御存知でしょうか?これは2020年をもって、もっとも多くの腕時計に採用されているムーブメント「ETA」の供給が停止されるという問題です。 腕時計の心臓部分であるムーブメントの供給を停止されるということは、腕時計自体が製造できなくなることを意味します。一体なぜ、このような事態になったのか。そして2020年を間近に迎えたいま、スイス腕時計業界はどのような対応を行っているのかを書いていきます。

腕時計業界に革命と淘汰をもたらしたクオーツショックの功罪

今や100円ショップでも購入できる腕時計ですが、ほんの数十年前までは腕時計は高級品で庶民にはなかなか手の届かない商品でした。しかし、1969年。腕時計業界を揺るがす大事件が起こります。それがクオーツショックです。 それまで高級品であった腕時計は、これを機に安価に大量生産が可能になり、庶民の腕にも巻かれていきます。そしてそれは同時に、歴史と伝統を持つ老舗ブランドを淘汰していくことになります。今回はクオーツショックの功罪を記していきます。